利益商品がなぜ見つからないのか?
この記事ではせどりを始めて多くの人が悩む
『利益商品が見つからない』
こんな悩みを解決する方法について解説していきます。
・店舗にいっても坊主
・どうやって皆利益商品を見つけているの?
・店舗にいってピッピする手法が嫌だ。。。
この悩みを解決する方法を実例を交えて記載していきます。
是非この記事を読んで利益商品を見つけられるようになっていただければと思います。
記事の最後では自分が最近販売した商品も掲載していきますので楽しみながら読んでいただければと思います。
商品の流れを理解する
利益商品も以前は現行品で利益がとれない状態の時代があります。


赤枠の時まだ価格が上がる前の状態です。つまり店舗で見つけても価格差がなく利益が取れない状態。
みなさんが店舗で利益商品と思っている商品も実は以前は利益が取れない状態があります。
その時々により商品の状態も変化します。

商品は上記の流れで変化していきます。
価格上昇とともに市場在庫は減っていきます。
そもそも廃盤を探すのは小売店もメーカーに返送しているため、市場在庫が少ない。
またせどらーである我々も欲しがるため世の中から消えてしまいます。
市場在庫が少ないからこそ商品の値段が上がっていきます。
店舗せどらーの多くは
『その場の価格差』
『点でしかとらえていない』
これが実態です。
ではどのように動けば利益商品がみつかるのか?
時間軸を先取りする
では我々がやらなくてはならない事は時間軸を意識する事。
値段が上がっているものを皆欲しがるが、値段が上がる前に購入することができたら?
『上がってから商品は手元にある状態で待機できる』
つまり商品を探しに行く手間がないということ。
その場の利益商品だけ追い求めるため商品が見つからないということです。
その場の見込み利益だけ意識すると『点』でしかみていない。
時間軸を線で見ることができればその場で利益は取れなくても未来の利益は取りに行くことができる。
もちろんかなり難しいですし、最安値で購入する必要があります。
でも圧倒的に世の中に無くなりかけている廃盤を探すより効率的であることは間違いないです。
せどりの仕入れ時間も大幅に削ることができます。
更にここに大きなメリットがあります。
それは
『価格が上がる前=在庫がめちゃくちゃ存在する』
利益が取れないですし、多くのせどらーも買わないためたくさん購入できます。
つまり縦積みが可能です。

この市場在庫が多い時に購入することができれば仕入に時間がかからなくなります。
そこで在庫が多い時に行わなければならないのが
『この商品の値段があがるのかどうか?』
ここを読めるようになると仕入の幅が大幅に上がります。
そして仕入に時間がかからなくなります。
利益商品が見つからない人の特徴3選
利益商品の波形を見逃している
波形を見てだめだと諦めてしまう。本来利益商品なのに利益が取れないと勘違いしてしまう。
つまり波形をしっかり読めていないのが挙げられます。
始めたて引っかかりやすいのがランキングが陥没している波形!


バキバキに見えないため売れていないと勘違いしてしまう。実際はこちらの波形でも商品は売れている。
出品者数の変動=売れている(例外も有り)
レビュー数の増加=売れている(100件売れると1件つくと言われている)
売れるか分からないから怖いという気持ちも分かるが自分の中で『仮説』『検証』をしていき、どんな波形ならば売れるのか?自分なりに考えていくのが重要になってくる。
売ってみないと分からない所もあるため、売れる波形を身に着けていってほしい。
カタログをしっかり探さない
同じ商品でも2つのカタログが存在する場合があり、カタログ探しも重要になってくる。また同じ商品でも別のカタログであれば二つのカタログで出品する事が可能である。出口も広くなり、お金の流れも良くなるためカタログを探すのは重要になってきます!
またセットカタログも探すのも重要になってきます。
Amazonの仕組み上1つ販売すると400円程度手数料が取られるため、低単価商材の場合は特にセットカタログを探すのが重要になってきます。


1個当たりの仕入れ値 885円
単品販売=-111円の赤字
セット販売=349円の黒字
利益額は少ないがこのようにセット組をすることもとても重要になってきます。
その時の利益しかみていない
前半で説明したように今後価格が上がる商品について自分なりに考察を持って仕入れる事により、未来の利益商品を仕入れる事ができる
例えばこちらの商品

店舗では1500円程度だが店舗在庫が塩野義ヘルスケアオンラインで2000円程度で販売されていた。
仕入れた時(5月)は3個セットでAmazon売価7000円程度。
負けはないが利益も出ない金額になります。
(市場在庫は安い所からなくなって行きます。塩野義オンラインヘルスケアは高いので最後まで残っていました)


仕入時(5月時点)=206円の利益(ほぼトントン)

現在(9月時点)=15,959円の利益
(ここまで待たなくても爆益)
ここで重要になってくるのが
『利益が出ないからいーや』
で終わるのか?
『商品としっかり向き合い今後上がる可能性があるのか?現在もう負けないから仕入れる価値はないのか?』
この2者では同じ商品を見ていても見え方が異なる。
商品を見る時は波形を『点』ではなく『線』でみるようにするのが重要になります。
そもそも販売するのは未来なので仕入時の価格差のみを注視するのはかなり危険になります。
実例紹介

こちらの商品について解説していきます。
発見・仕入
3月時点で798円で販売されていた。

そこから時が経ち6月になるとカインズでの『クリアランス札』となる。仕入値=698円

クリアランス札=廃盤
であることが多いがここで確認したいのが
『メーカーに電話確認』
メーカーに生産終了しているか確認することで確実な情報をつかむことがきる。
その場で電話確認することも有効である。
仕入れた時はどこのカインズでも在庫が沢山あり縦積みが可能であった。
なぜどこのカインズにも在庫があるのか?
それは『仕入れた時点では利益が出ないから』
皆商品を『点』で見ており『線』で見ていないから。


ここで重要になってくるのが絶対に負けない『底値』での縦積み。
こちらの商品は仕入れた時

単品販売=36円の利益
セット販売=400円程度の利益
仕入れた時点で負けなかった。
あとは単品のAmazonが枯れるのを待つだけ。
廃盤なのでAmazonがいつか枯れるのはほぼ確定しているのであとは時を待つだけになる。
このセット組の考え方が重要になってくる。利益商品が見つからない人の特徴でも書いたが低単価の日用品は特にセット組が重要です。やっていなかった人はこの機会にやってみましょう。
またこの商品の値段が本当にあがるのか?
ここも考える必要があります。
今回の商品(廃盤)はレノアの5.3倍になります。
現行品はレノアの5倍になります。

ここについて(商品が値上がりするのか)は反響があればまた別の記事で記載しようと思います。
負けないと踏んだらあとは仕入れるだけです。


販売

1900円前後にて販売開始。価格上昇後もランキング5000位前後で推移。売れ行きも抜群でいい商品でした。
今回はピンクのレノアについて記載しましたが、青のスポーツも同じ理論で仕入れました。


2つで利益 140,000円
店舗を普通に回っていたらなかなか出ない数字かと思います。今回の場合だと仕入時間は移動時間加味しても数時間。
少しずつ『点』から『線』に移せるようになると見え方が変わると思います。
またカインズはネットで在庫も検索できるので、在庫検索も使えるとより戦いやすくなるかなと思います!(^^)!

まとめ
利益商品は世の中にたくさんあります。正確にいうと利益商品の原石が沢山あります。今皆さんが店舗で探している利益商品も昔は利益商品ではなく、目を向けてもらえなった商品です。それが価格が上昇することで急に回収される。
時間軸を少しずらすことができるようになると仕入の幅がもっと広がってきます。
そのためには資金も必要になるので最初はコツコツと積み上げ資金ができてきたら今回記載した内容も取り入れてみるといいと思います。
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